心と身体ときどき宇宙

鍼灸師です。仕事を通して生活を通して感じたこと見たことをつれづれに…

おおきなしんせつ

昨日のFBともだちの投稿で

迷子で半分パニックになって交番に駆け込んだら親切なおまわりさんに助けられた

というのがありました。

交番の駐車場に車を止めようとした時すでに真っ直ぐで丁寧な視線を感じたそうです。

りっぱな方だなこの人のために注意しようとも思ったそうです

 

僕も経験がありますが都会の交代制の交番ではなく地方に行くとその土地のおまわりさんの親切さを感じることがあります。

管轄に対して愛着がある。自分の地域としている。
そして注意を行き渡らせている。

 

気で治す先生は腹(丹田)を練ります。

練って練ってするとどんどん大きくなって自分の治療院を包み込むような感覚になるそうです。

そこに患者さんが来たらもうそこに入った時点で治療が始まっている。

そんな感覚になるそうです。

 

このおまわりさんも自分がいる交番の駐車場ぐらい腹の中も同様なんでしょう。

もし犯罪者が来ても行き届いた注意で処理してしまう。

 

しかしそういうふうに包み込めるようになるにはまず相手を正面で捉え 向き合ってあげることが必要です。

丁寧でしっかりした視線はそこから始まります。

また日野道場の話になりますがワークショップの中でそういうゲームがありました。

一人が直立しもう一人がその正面と感じるところを探り出し立ち 正面はここであってるかと問う

このゲームの意図はまた別なのですがやりながら考えたのは自分とかスポーツ特に格闘技をする人は相手を敵として正面で向き合う経験をするが他の人はどうなんだろう。

対面で接客サービスをする人は経験するはずだけれど最近はお医者さんでもモニターのデータと画像ばかり見て患者さんの方を一切見ない先生もいたりします。

もしかしたら身近な人以外自分の視界に入れずに生活している人はけっこういるかもしれません。

視線を送らないで斜に構えていると相手の何もわかりません。

予め得た相手の情報だけで相手を判断することになります。

そこからは何も始まらない気がします。

 

鍼灸治療院 利 一

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